事業計画を立てる

アパート・賃貸マンションを建築し、長期にわたり安定した経営を実現するには、綿密な事業計画を立てることが重要です。ここでは、「事業計画」の概要、及び立案のポイントについて、ご紹介します。

アパート・賃貸マンション経営を成功させるために、重要な「事業計画」

アパート・賃貸マンション経営は、入居者というお客様がいて、初めて成り立つビジネスです。また、アパート・賃貸マンションを建設するためには、多額の費用がかかりますので、資金を金融機関から借り入れるケースがほとんどです。したがって、アパート・賃貸マンション経営を成功させるためには、①市場の動向を見据えた建築計画、②無理のない資金計画、③綿密なシミュレーションに基づく収支計画などを内容とする「事業計画」を立案しなければなりません。
これらの事業計画に基づいて、経営の是非を判断することが、アパート・賃貸マンション経営を成功させるための、重要なカギとなります。

経営成功のカギとなる事業計画

「事業計画」の概要と立案する際のポイント

事業計画は通常、上記に述べた内容で構成されています。よって、事業計画は、事前に行なった市場調査、土地診断などで得られた結果をもとにして、事業の目的や、事業を取り巻く環境に応じて、立案しなければなりません。

① 市場動向を見据えた建設計画

チェックポイント 土地活用の目的を明確にした上で、土地診断・市場調査で得られた結果を分析し、建物についての概要を決めます。
具体的には、どのような規模や構造の建物を建設するのか、さらに、各部屋の間取りや賃貸条件についても立案します。建設計画を立案する際には、土地活用の目的・立地条件・周辺環境などを見極めることがポイントとなります。

② 無理のない資金計画

チェックポイント 建設資金の調達方法や返済計画などについて検討します。アパート・賃貸マンションの建設費や、事業の安全性を長期的な視点から分析し、借入金額をいくらにするかを決定します。
さらに、返済期間と金利を加味して、返済計画を立てます。

③ 綿密なシミュレーションに基づく収支計画

チェックポイント 事業計画の中でも、最も重要となるのが、「収支計画」です。
これは、将来にわたる収支や損益をシミュレーションしたもので、今後、経営を行なう上でのリスクや問題点を明らかにして、経営を成功させるための条件や目標値を明確にします。
収支計画を立てる際には、収入源である家賃をいくらに設定するか、入居率をどれくらい見込むか、支出項目である建物の維持管理費・減価償却費・借入金の利息をどのように見積もるかがポイントとなります。
なお、収支計画の詳細については、「収支計画を立てる」をご参照下さい。

「事業計画書」を作成して検討

以上によって得られた結果をもとに「事業計画書」を作成します。「事業計画書」は、アパート・賃貸マンション経営による年間収入と年間支出、さらに、最終的な手取り額を予測したものです。これが、アパート・賃貸マンション経営の採算性や、成功の確率を判断する重要な資料になります。
ただし、事業計画を立案するためには、アパート・賃貸マンション経営についてのノウハウが必要となりますので、通常は、土地活用の専門業者やハウスメーカーに依頼します。土地活用の目的に応じた計画を策定でき、収支を的確に予測できる、信用と実績のある業者を選ぶことが大切です。

事業計画は、信頼と実績のある「土地活用の専門業者」に相談しましょう。